私は４年生の春期講習にサピックスに入室しました。当時授業中にボーっとしていて少ししか聞いていないことが時々ありました。５年生もそのような状態が続き、危機感を感じるようになったのは６年生の夏期講習の少し前からでした。その前に受けた模試で明大明治の合格可能性はなんと20％…。流石にこのままではいけない。そう思い、授業をまじめに聞き、真剣に取り組み始めました。授業で先生が言っていたことを思い出しながら復習し、新しい問題に取り組みました。そうすると合格可能性は50％、60％とどんどん上がっていき、そして12月、運命の最後の志望校判定の結果は…合格可能性70％!!
　80％には届かなかったが、それなりの結果でした。そこからも手をぬかずに１月は新しいことに挑戦せず、とにかく復習をしました。２月２日の午後８時30分、ホームページの合格の文字が目に映りました。信じられませんでした。その文字が見間違えでないことを何度も何度も確認し、私は跳び上がりました。今までの努力が報われたのです。
　合格のために日々の勉強をがんばっている皆さんにアドバイスをしておきます。

①コアプラスやデータバンク、言葉ナビなどの知識系を完璧にする

②ＳＳ特訓や正月特訓の復習を何周でもする

③授業をよく聞き、そこで理解するようにする

　この３つが特に重要だと私は思います。
　人生で一度きりしかない中学受験というものは、当日になって緊張しない人はいません。しかし、後ろにお世話になった先生方や協力してくれた家族、友人などがついていることを忘れず、自分の今までの努力を信じて戦ってください。先生方もおっしゃっていましたが、合格するぞ、という強い意志を持っている人が強いです。ぜひ自信を持って後悔のないように力を出し切ってきてください。応援しています。