僕が心がけていたことは、サピックスの授業は腹八分目で受けることが大事ということです。腹一杯だと、せっかくの授業のときに眠くなってしまいもったいないと思って、いつももう少しおやつを食べたい時にも腹八分目で我慢していました。
　サピックスでは、僕のわからないところを先生がわかりやすく解説してくれました。また、要点を聞き忘れたり、授業ではよく理解できなかったりしたときは、質問教室に行くことにより問題はすぐに解決しました。
　僕の第一志望は巣鴨中学校でした。巣鴨の説明会に参加したとき、ここの学生生活は楽しそうだなと思ったことで第一志望に決めました。
　ただ、初めに巣鴨の過去問題を解いたときは、特に算数の式を書く欄の書き方が難しく、問題を解くのにたくさんの時間をかけてしまいました。しかしサピックスでの授業をもとに多くの過去問題に取り組んでいくうちに、式の考え方などもわかってきて、算数の成績も上がっていきました。夏期講習の後あたりからは、巣鴨の問題で合格平均点を取ることができるようになりました。
　そして２月１日の入試当日は、今まであまり自信の無かった算数が思っていたより出来たと思いました。ただ、自信のあった社会があまり良くなく、心配しながら合格発表を待ちましたが、幸いにも合格することができました。この時、苦手と思っていた算数をあきらめずに頑張ったおかげだと実感しました。また、苦手でもあきらめるのではなく、頑張れば成績は上がることを実感しました。
　サピックスの授業は夜まであり、お腹も空きますが、腹八分目で眠気をおさえ、わかりやすい授業を楽しく受けられました。（寝たことがあるのをここで謝ります。ごめんなさい。）いつも優しく指導してくれた先生方と、温かく接してくれた受付の方、本当にありがとうございました。