僕は４年生の春にサピックスに入室しました。そのころの成績は良かったのですが、５年生、６年生となるにつれてだんだんと悪くなってしまい、あせりを感じていました。特に国語の成績が悪く、算数ではケアレスミスを連発していました。
　ですが、この後僕は志望校に合格することになります。それは、６年生の時に猛勉強をしたためだと考えています。では、その内容を紹介します。
　まずは算数。先ほど述べたように、僕はケアレスミスを連発していました。そこで、父の指導のもと、ミス防止のために簡単だがミスをしやすい問題を集めて解いたり確認したりしました。また、苦手分野の問題を集中的に解きました。志望校と似た傾向の問題を中心に解いたので、本番でも対応できました。続いて国語。記述問題が得意ではなかった僕は、まず文章をよく理解できるようにするために、家庭学習の長文読解で音読しました。また、解き直しを重視し、記述問題も何度も書き直し、よりよい文が書けるようにしました。最後に理科と社会。僕の場合は12月に入ってから、過去に作成した分野別に知識をまとめてあるファイルをすべて見直し、さらにテキストもほとんど見返しました。そのことで、うろ覚えだった知識を取り戻すことができました。まあ、こんなものでしょうか。参考になるとうれしいです。
　最後に入試本番について述べます。当日は緊張するかもしれないですが、そんな時はとにかく落ちつきましょう。また、可能であればラムネなどのブドウ糖が多くふくまれる物を直前に食べると良いでしょう。ただし、食べすぎには注意してくださいね。もう一つ重要な伝えたいことがあります。最後まであきらめるなということです。試験終了のその時まで頑張ってください。応援しています。