２月３日、慶應義塾中等部の試験を終え、道の片すみに寄って、第一志望の慶應義塾普通部の合格発表を見ると、なんとそこには自分の受験番号が！ 全てが報われた気持ちになりました。その後見た慶應義塾湘南藤沢中等部にも一次合格していました。
　僕は、新３年生の２月にサピックスに入室しました。そこから６年生の９月頃までは、「受験」の意識がなく、答えを写したり、陰でゲームをしたりで、成績も不安定でした。
　なぜ、そんな僕でもあこがれの慶應義塾３校（２校は二次試験を辞退）に合格できたのかをいくつか考えてみました。
　一つ目は、まとめノートを作った事です。まとめノートなんて作るのがめんどうだとか、作っても見る時間がないと思うかもしれません。しかし、まとめノートを作るだけで、成績が伸びるので、だまされたと思って、作ってみて下さい。
　二つ目は、サピックスで配られた教材を出来る限りやっていた事です。サピックスの教材はハイレベルで、全てこなすとどんなタイプの問題にも通用するようになります。
　三つ目は、ＳＳ特訓があった事です。ＳＳ特訓の後半で、志望校対策プリントを大量にこなすので、学校の形式になれる事が出来ます。同じ志望校の仲間と切磋琢磨し、高みを目指していくのは楽しかったです。
　受験当日は、いつも通り乳酸菌飲料を飲み、好物のカステラを食べて会場に向かったからか、それほど緊張しませんでした。
　サピックスの勉強をしていれば、自分の想像以上に自分の頭に知識や解法が定着します。受験が終わると、最高に楽しい生活が待っています。勉強がいやになったら、楽しい生活や、志望校に通う自分を想像してがんばって下さい。
　最後に、僕を支えてきてくれた家族やサピックスの先生方、ありがとうございました！
　祈・合格