始まったのは新３年生。最初は下の方。周りの人も慣れていないので、ここは努力する時だと勉強をしました。そして授業は楽しみながらも真剣に聞いていました。今になってみるとそれが合格に大きく関わっていたと思いました。そこからやるべきことをやり時が経っていきます。安定したと思っていても５年生になると一変していきます。一気に受験へのムードが高まり、クラスも大きく変動し始めます。正直ここで努力できるかによって変わってきます。
　努力といってもやることをやっていれば良いのです。基礎トレ、コアプラス、家庭学習です。できるなら自分の苦手な教科のテキストの解き直しを。そして夏期講習、辛いと思います。でもここで頑張らないとクラスが下がってしまいます。実際僕も苦い思い出があります。ここを乗り越えてやるべきことをやるといよいよ６年生に近づき、土特も始まっていきます。スケジュールが増え辛くなってくると思いますが、辛いのは努力している証拠です。そして試験も増えて、過去問をやる回数も増えることになります。それでも基本のことは忘れずに。
　そして勝負はＳＳ特訓です。きちんとがんばれるかによって変わってきます。自分に負けたらそこで終了です。ＳＳ特訓以外もこなして迎えた入試当日。自分がきちんとやったかによって自信は変わります。入試前に少し苦手なテキストを見直すなど、自分がやり残したことをつぶしておくことを推奨します。
　僕は合格しましたが、合格可能性はもちろん常に高かったわけではありません。でも結局最後信じることになるのは自分なので落ち込まないでください。そうして合格を勝ち取った時の快感は生涯忘れないものになると思います。
　最後に慶應義塾普通部を受ける方へ。自分の受験番号がある情景を思い浮かべてみてください。そうしてコアプラス、基礎トレ、知識の総完成などの基本の勉強、やるべき家庭学習を必死に頑張ってみてください。祈・合格。