受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 東京農業大学第一高等学校中等部

合格判定20%からの逆転合格!

T.Yさん お子さんの名前 Tさん

 下位のクラスからでも最後まで諦めず第一志望校を含めて複数合格校を頂いたことについて参考になればと思い書きます。
【経緯と入室テスト】
 4年生12月頃、「みんなが行っているから僕も塾行く! 」と言い出し、入室テストを受けました。2回入室テストを受け、2回目で合格。特に1回目のテストでは算数の点数が6点と散々たる結果でした(この時から算数に苦しめられました)。逆に国語は60近い偏差値で得意科目になり、本番でも得点源になりました。
【志望校】
 5年生の時にある程度、子供と妻と説明会、文化祭、部活動体験会巡りをして、子供自身で行きたい中学を決めました!(6年生になると土特、SS、サピックスオープンがメインになるので行けるうちに! )決め手は文化祭と部活動体験会でした!
【転機】
 受験のスイッチが入り始めたきっかけが夏期講習。特に算数は講習前から地獄! って聞いていたので覚悟して挑みました! ところが息子は毎回実施される小テストで合格点を連発し、毎回嬉しそうに話してくれました! それが自信になり夏休み明けマンスリーの算数で努力が結果として表れました! 努力は裏切らない! (今でも夏期講習の算数は子供の中ではSAPIXでの思い出の一つです)
【合格力判定サピックスオープンの結果とぶれない志望校】
 9月からの合格力判定サピックスオープンで、ある程度成果が出てくるかなぁと思いきや、1回目こそ第一、二志望校判定が70%から80%でしたが、2回目から徐々に下降し、4回目にはついに第一、二志望校が20%に。特に算数の偏差値は30後半から40前半と低迷し、それに連れて得意の国語も低迷。負のスパイラルに! 受験校の変更も考えましたが子供と話をし、初志貫徹で受験校は変えずに行こうと! 面談では「算数さえ出来れば何とか合格に近づくと思いますよ!」と本番まで算数中心の対策を進めることで一致しました。もともと受験校の過去問を解かせた時から理・社はある程度得点取れていたので。
【過去問とSS、正月特訓の復習へのこだわり】
 第一、二志望校の過去問は直前期まで解く(特に算数!)→正月特訓、SSのテキストで類似の問題を解かせる!この繰り返しを諦めることなく、腐らずに最後まで行い、結果的に自信となり、このこだわりが志望校判定20%の第一志望校含め、複数校から合格をもらえたのではと。第一志望校受験が終わって出てきた時の「受かったかも!」という自信に溢れた顔とウェブ発表での「合格」の二文字を見たときの満面の笑顔は忘れません!
【最後まで徹底したこと】

①「基礎トレ」はほぼ毎日解かせました!(本番当日まで)

②各種テストの解き直しとSSの復習、質問教室の活用(ほとんど算数でした)

【最後に】
 2年間、嫌な顔せず通った息子を誇りに思い、最後まで支えてくれた先生、SSクラス、平常授業時のクラスのお友達、行き帰り一緒だったお友達がいたからこそ辛くても頑張れたと思います。本当にありがとうございました。

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