早生まれのせいもあり、おとなしくマイペースな我が子。そんな息子が勉強と出会い、毎日こつこつこなす事でどんどん先に進む事ができるようになりました。おそらく他の子よりも劣っているといわれる中で、自己表現ができるものを見つける事ができ楽しかったのだと思います。 そして２年生になりＳＡＰＩＸの夏期講習を受講しました。入室時期を悩んでいたところ、先生からしっかり話を聞いて頑張っていたので一緒にやりませんかと背中を押してもらい入室の機会をいただきました。その時、サピックスは生徒の事をきちんとみてくれる塾だと確信しました。しかし、発言をする事が苦手なので討論形式の授業が心配でしたが、毎回楽しそうに帰ってきて授業の話をしてくれました。
　そして６年生。ゴールデンウィーク特訓で１位をとり自信がついたようでした。しかし、やはり勉強の出来る方々が沢山おられ、算数の初見の問題など圧倒的に差がつく状態で大変苦戦していました。先生から１回目で正解することを意識するようにというアドバイスをいただき、実践していたようです。
　とうとう迎えた１月受験、一切緊張した様子もなく会場に向かって行く姿に受験を通じての成長を感じました。２月に入ってからも順調に受験を続けていく中で、希望する学校に合格をいただき親はホッとした部分がありましたが、息子は受験させて貰っているという敬意をもって最後まで気を緩めずに受け切ると言い、最後の合格発表まで時間が許す限りの勉強を続けておりました。この真摯に物事に向き合う姿勢は息子らしいなと感じ、人一倍幼かった子が親に気づきを与えてくれる存在になったのだとしみじみ思いました。尚、やりきれない教材もありましたが、腱鞘炎になるぐらいやり切ったので、これだけやってできないなら他の人もできないだろうという思いで受験ができ、結果、全ての受験校から合格をいただけました。
　これから受験を迎えられる保護者様へ、最大限以上に勉強に励んでいる子供に、出来るだけ良いパフォーマンスを発揮してもらう為に、参考になればと思う事を記載させていただきます。

●１月頃から早寝、早起きを開始する。

●朝起きたらコップ半分程度の水を飲み１時間以内にトイレが済ませられる様に習慣づける。

●ストレスが多くなるので、食事の際にビタミンＣが沢山摂れるようにいちごやみかん等を食べる。

●冬場で日照時間が短い中、外にもあまり出ないとビタミンＤが欠乏して精神的に不安定になるので、少しでもキノコ類を食べる。

●長時間の勉強で多くのカロリーを消費し、身体に負担もかかるので、間食も適度に摂る。

●気分転換と身体が固まらないように、軽い筋トレや、運動をする。

　最後に、受付や警備員の皆さま、魅力的な先生方、周りの優秀なライバルに囲まれて精神面でも成長の道標を示し続けていただいたＳＡＰＩＸという環境には感謝で胸がいっぱいです。