受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2024年度中学受験  サピックス小学部第29期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

進学校 麻布中学校

麻布合格に導いて下さったSAPIXの先生方

M.Nさん お子さんの名前 Kさん

 幼稚園年少の時に初めて麻布中学の文化祭に行きました。息子は文化祭の楽しさに飛びつき「この学校に来たい。」
 「SAPIXから麻布だ!」 母は決意致しました。
 麻布合格だけに一心不乱の3年間。一番苦労したのは社会でした。4年生の新学年組分けテストから地理が足を引っ張り出しそこからは社会が出来ない!の日々でした。
 私は校舎で一番相談電話をさせて頂いた母と確信しております。授業が終わった21時半過ぎての遅い時間からでも折り返し電話を下さり、いつも親身にご対応下さった先生方には心から感謝しております。
 5年生は、マンスリーの度に「あんなにやったのに…」とまるで自分事の様に大粒の涙を何度も流しました。「次こそは!」。中々その「次」は来ませんでした。やるべき事はわかっているのに、それを拒否し続ける息子。書く事が嫌いで、iPadのホワイトボードがノート代わり。ゲームもYouTubeも大好きで最後迄やめる事は出来ませんでした。
 4年生年末迄は一緒に暗記確認が出来た社会、理科の暗記につまずき出した頃から母と一緒に確認する事を拒み出し、自分でやると自我が強いタイプでしたので、母はもう入る事が出来ず、その後の社会はとにかく下がり続けました。
 探究型でテキパキ出来ないタイプで、それが麻布の問題に向いていたのかはわかりませんが、麻布の社会の記述は得意でした。
 6年生になりニュース・新聞が好きで公民は大丈夫だった平常授業でしたが、夏期講習のデータバンクに毎日苦戦。暗記出来ずのままSSスタート。単科講座はもちろん苦手社会。SSの凄さを実感したのは全く出来なかった地理、苦手な歴史もSS単科社会は家庭学習があまり出来ていなかったにも関わらず、平均点が取れる様になり息子にとって大きな飛躍でした。
 家庭学習がテキパキ出来ず麻布コースの先生方に相談電話ばかりさせて頂き、要点を聞き最低やるべき家庭学習で精一杯でした。
 中々暗記しない息子に、諦めずに言い続けます。と仰って下さり最後の最後迄力一杯支え続けて下さった先生方。やりにくい性格もよくご理解下さって助けて頂いてばかりでした。
 結果は繰上げ合格を頂く事が出来ました。合格点に近かったのか、たくさんの意見を書く記述で何かお目に掛けて頂く事が出来たのがとにかく嬉しかったです! 繰上げ合格のお電話を頂いた時は人生で一番嬉しく、母は大泣き、息子も安心と喜びで最高の笑顔に包まれました。
  SAPIXの先生方無しに幼稚園から大熱望した麻布合格は考えられません。絶対に諦めずに走り切れたのは先生方が力一杯親子を支えて下さったからで感謝でいっぱいです。
 いつも電話する度に早々にご対応下さったスタッフ様。寒い日も、猛暑の真夏の暑い日も子ども達の安全を見守って下さった警備の方々。3年間本当にお世話になりました。
 最後に改めまして、心より感謝しております。本当に本当にありがとうございました。

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