受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学へ行こう!

さっぴーの社会科見学へ行こう!

第167回 NTT技術史料館

 日本で電話(電信)サービスが始まったのはおよそ150年前。当初、電話は特別なものだったけど、機能も価格もどんどん進化して、今では生活に欠かせないアイテムになったよね。そんな電話の歴史を紹介する施設が「NTT技術史料館」だよ。東京都武蔵野市にある「NTT武蔵野研究開発センタ」の一角にあり、電気通信技術の歴史を楽しく学べるんだ。

さっぴーからクイズだよ

1950年代、市外通話には「特急」「至急」「普通」の区分があったんだ。では「普通」で東京から大阪に通話をしようとした場合、相手につながるまでにどれくらいの時間がかかったと思う?
①1時間 ②2時間 ③4時間 ④6時間

男の子 「これは追加料金を払えば、市外通話の回線が早くつながったっていうことだよね? 昔はそんなサービスがあったんだ。なんだか電車の特急料金みたい」
女の子 「そうね。きっと当時の技術では、回線をすぐにつなぐのは難しかったから、お金を余分に払ってくれる人を優先したんじゃないのかな。とはいえ、さすがに6時間待ちはありえないでしょう。追加料金なしでも、1時間もすれば相手と話せたと思うな」
さっぴー 「ふふふ。やっぱりそう思うよね。1950年代といえば戦後の復興期で、電話の需要は高まるばかりなのに、技術がそれに追いつかない状態だったんだ。当時、市内通話はすでに自動接続だったけど、市外通話はまだ人の手で回線をつないでいてね。待ち時間の目安だけど、『特急』が1時間、『至急』が2時間、『普通』が6時間だったそうだよ」
男の子 「えーっ、本当に6時間だったの!? その間、利用者はずっと電話を持ったまま待機しなきゃいけなかったの?」
さっぴー 「いや、さすがに一度電話を切って待つ『待時接続』がほとんどだったそうだよ。もちろん、通話料金もかかるし、市外への通話は大変だったんだ」
女の子 「それが今では、携帯電話で世界中にすぐにつながるものね。技術の進歩ってすごいな」
さっぴー 「まったくだね。それじゃ今回は『NTT技術史料館』に行ってみよう。ここは電話の歴史と技術を紹介する施設で、古い電話機など、実物史料もたくさん見られるよ」
男の子 「おもしろそう! ぼく、機械が大好きなんだ!」
23年5月号 さっぴーの社会科見学へ行こう!:
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