受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

吉祥女子中学校

2024年6月3日(月)

成功に向けて努力する過程が成長に
「学びを楽しむ姿勢」を持つ

 JR「西荻窪」駅から徒歩8分、閑静な住宅街の一角にある吉祥女子中学・高等学校は、今年で創立87年目を迎える女子進学校です。この日の説明会の冒頭、あいさつに立った校長の赤沼一弘先生は、「失敗したくないと考えるよりも、どうすればうまくいくかを考えましょう。失敗しても落ち込む必要はありません。原因を前向きに探り、成功に向けて努力する過程を楽しんでしまいましょう。そうした姿勢は成長につながり、友人に認められ、ご家族は応援してくれます。今年迎えた新入生には、そのようなメッセージを送りました」と述べました。また、「社会に貢献する自立した女性の育成」をめざす同校の教育方針に触れ、「お子さんにもぜひ、『学びを楽しむ姿勢』を持ってほしいと伝えてください」と呼び掛けました。

ありのままの自分を認めてもらえる
安心感を支えに完全燃焼する吉祥生

 次に、広報部部長の杉野荘介先生が、学校の特色と入試について説明しました。同校には「自由闊達な空気、多様性を認める文化」「6年間じっくりと物事を考えながら自身の夢に対峙できる環境」「生徒同士で互いに刺激を与え合い、受け合いながらチャレンジできる空間」「仲間との一体感」があると言います。杉野先生は「卒業生たちは『ありのままの自分を周囲に認めてもらえる安心感こそが、いちばんの価値だ』と口をそろえます」と語りました。そんな同校の生徒たちの自主性が最大限に発揮される吉祥祭(文化祭)は、昨年度、来場者の人数制限を完全撤廃したところ、2日間で過去最多の1万7500人が来校したそうです。

 一方、「学習にはしっかり取り組むのが当たり前」という空気も同校らしさです。授業の進度が速い分、サポート体制は手厚く、多様な講座からなる夏期講習を開講しているほか、中学3年間は定期考査ごとに英語・数学の補習を指名制で行っています。また、放課後にはピアノ・声楽・美術・造形・華道・茶道などさまざまな課外授業が行われ、校内にいながらにして教養を深めることもできます。

 2025年度入試の変更点も伝えられました。算数の大問が1題増えて6題になり、大問1は計算1問と1行問題が4問、計20点の配点となります。大問2〜6は各14〜18点程度の配点で、記述問題は廃止されるとのことです。

 続いて、進路・学習部副部長の森嶋玲菜先生が登壇しました。同校では中高6年間を3段階に分けて、「大学で何を学びたいのか」「社会で何をしていきたいか」じっくり考えさせる進路指導を行っています。最終的に自分自身で進路を決定できるよう、日ごろから学びの意欲を高め、豊かな教養を身につけるプログラムを実施します。たとえば、高大連携協定を結んでいる大学の先生をはじめ多方面から講師を招き、学問・職業への理解を深めます。高3までに将来のビジョンが明確になっているからこそ、総合型選抜や学校推薦型選抜でも多くの合格者を出せるのです。

イメージ写真 制服はスカート(無地又はチェック)とスラックスのいずれかを選択可能です。ネクタイかリボンかを選んで着用できます

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