受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東京都市大学付属中学校

2023年9月13日(水)

目標進路に合わせた2コース制で
「不易流行」の教育を実践

 東京都市大学付属中学校・高等学校は、「公正・自由・自治」を建学の精神に掲げる男子校です。「誠実・遵法・自主・協調」という校訓の下、豊かな教養を身につけた、国際社会で活躍できる有為な人材の育成をめざしています。

 説明会の冒頭、校長の篠塚弘康先生は同校の教育の特色を「不易流行」ということばで表現し、「建学の精神や校訓に掲げた本質的な目標はそのままに、時代の変化とともに新しい価値観を取り入れる先進性をあわせ持つ学校です。どんなお子さんも個性を十分に発揮できる環境なので、大切な6年間を本校にお任せいただければうれしく思います」とあいさつしました。

 続いて、教頭の堤英次先生が登壇し、教育プログラムについて説明しました。コース制を採用する同校では、中学入学の段階から、最難関国公立大学をめざすⅡ類と、難関国公立大学・私立大学をめざすⅠ類とに分けて授業を進めています。堤先生はこの二つのコースについて「カリキュラム、進度ともに同じですが、異なるのは『深度』です」と前置きしたうえで、「Ⅱ類ではⅠ類よりも多くの応用問題を扱うなど、求める学習到達度の水準を少し高く設定しています」と説明しました。Ⅰ類からⅡ類への移動は、定期考査などの成績に応じて年度ごとに判断され、中2進級時には毎年15~20名が転類しているそうです。学力や目標進路に合わせたきめ細かい指導で、着実に力を伸ばしています。

インプットとアウトプットの反復で
「夢を実現する力」を身につける

 次に広報部主任の田中望先生が、学習面の特色を説明しました。同校が大切にしているのは「主体的な学び」です。たとえば、理科では実験を重視し、中学3年間で約60テーマに取り組みます。また、実験終了後は必ずレポートを書き、論理的思考力や表現力を身につけます。ほかにも、弁論大会やキャリア・スタディなど、自分で見つけた課題を表現・発表する機会を体系的に設け、それらを「自分発見プログラム」と呼んで推進しています。田中先生は「日ごろからインプットとアウトプットを繰り返し、生徒の『夢を実現する力』を伸ばしていきます」と語りました。

 また、国際教育にも力を注いでいます。具体的には、中3では10日間のマレーシア異文化体験や、3か月のニュージーランドターム留学などがあります。田中先生は海外研修の特徴について「すべて希望制ですが、選抜は行わず、希望すれば全員参加できるのがポイントです。海外生活を経験すると、英語力が身につくだけではなく、他人とのかかわり方や、生活に対する意識が変わります。自立心を養うという観点からも、ぜひ積極的に挑戦してほしいと思います」と述べました。

 最後に副校長の草間雅行先生から、2024年度入試の変更点が伝えられました。従来の入学手続き締切日は全入試共通で2月7日でしたが、2024年度は、第1・2回入試は2月3日、第3回・グローバル入試は2月5日、第4回入試は2月7日にそれぞれ変更されます。詳しくは同校のホームページをご覧ください。

イメージ写真 たくさんの窓から自然光を取り込んだ明るい校舎。人工芝グラウンドには照明が備えられ、サッカーの公式戦にも対応しています

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